弓削島で発見!体験!~古代製塩から現代アートまで~

2010/7/23

現代でもお清めとして使われる塩。
遡ること古墳時代、塩が祭祀に用いられていた事が弓削の属島、豊島(とよしま)での発掘調査から分かりました。
また中世には、有力寺社に田地を寄付する荘園制度が確立。弓削は1239年に京都の東寺の荘園となり、毎年塩を納めていたのです。これは、国宝である東寺百合(ひゃくごう)文書にも記録されています。

このことから、今回「Le Sel・塩」をテーマに日本・フランス交流美術展が7月18日(日)から31日(土)まで愛媛県越智郡上島町弓削で開催中。

シンポジウムでは、日本語がフランス語に、フランス語が日本語に通訳されながら進行し、一瞬自分がどこに居るのか分からなくなりそうでした…
東寺長者の砂原秀遍(しゅうへん)氏が弓削と東寺について、「荘園文化は日本文化の発祥である。東寺に納められたものが京都文化となり、それはすなわち日本文化となった。京都に塩小路通があるが、弓削の塩を庶民も口にしていたかもしれない」と話されていて、歴史の重みを感じました。

●美術展、同じ「塩」のテーマでも作品は十人十色。

日本・フランスのアーティスト39人による現代アート60点は実に様々で、塩そのものを使っている作品もあれば、塩から着想を得たものもあり、魅了されますよ。アートに使われた塩は全て「伯方の塩」です。作品は購入可能で、すでに売約済みのものも!

ジャン-フランソワ デミュール氏の「生命」という作品(写真左)は、会場の青い床を海に見立てて表現されており、「塩は生命に不可欠なもの。私の作品生命につながるということで、作品は塩と水で出来ている」と話されていました。

作品は全て現代アートということで、取っ付きにくい印象をもたれる方もいらっしゃるかも?!
しかし、「古代瀬戸内文化圏と塩」という講演をされた苅谷俊介氏(俳優・考古学研究者)が「何を表しているか分からなくても、何かに惹かれた時に、製作者と見る側がつながる。アートは作品の中のハートを感じ取るもの。」と言われていたとおり、アート鑑賞は特に難しく考えることはないようです。

●「サンマルタン運河風イカの詰め物」

シンポジウム後の交流会で出されたこの料理(写真右)。「伯方の塩」を使っていただきました。パリ市内にあるサンマルタン運河の側に住んでいるアーティストが、運河からインスピレーションを得て、南フランスのプロヴァンス料理を元にした創作料理との事。八角やクローブ、香草やコニャックを使用しているためか、独特な香りが…
地元の方の感想は、「トマトを多く使ったのに、トマトは主張しておらず、何とも言えぬまろやか味」との事で、特に女性に評判のようでした。

7月31日までの期間中はちょうど夏休み。
自由研究の題材にもなりそうな製塩土器づくり、藻塩づくり体験、発掘体験が可能です(期間中要予約)。
ぜひ、ご家族、ご友人とお楽しみ下さい!

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受け継がれる技―「流下式塩田」を再現・・・今秋、公開予定

2010/7/20

見上げると、組み上げた竹の枝からポタポタと滴が・・・それは枝条架(しじょうか)から滴下してくる、しょっぱい水・・・。

この秋、当社大三島工場に完成予定の「流下式塩田(流下式枝条架併用塩田)」。600坪の敷地に15列で高さ5.5m、長さ35mの枝条架と流下盤で構成。その周りにある通路から見学が出来る予定です。(下記の完成予想図参照)

●瀬戸内海沿岸では見慣れた風景だった・・・

瀬戸内の風物詩として親しまれた流下式塩田は、昭和46年に法律で全廃されました。流下式塩田の製法は、流下盤で濃縮させた海水を、ポンプで枝条架の最上段から枝に滴下させて、太陽熱と風の力によって、さらに濃縮させる方法です。
ほどよくにがり成分を残した流下式塩田の塩は、味がまろやかで風味があり健康にもよい素晴らしい食用最適塩だと言われていました。

●当社が願っていた「流下式塩田の復活」・・・

最近分かったことですが、大三島工場の建っている場所には、もともと塩田があったようで「塩濱(しおはま)」という地名が付いていたことがありました。その地で再び日本の海水から塩を採り出すということは、当社が創業当事に願った「塩田塩を復活させて欲しい」という想いとなにかの縁だったのでしょうか。

「流下式塩田に関する技術を社員が体験して、次世代に当時の塩の品質・味を継承しなければ」との想いから当時の塩田技術者のご協力により流下式塩田を再現しました。
当社が誕生するきっかけとなり、創業の想いであった流下式塩田を再現することによって、塩の歴史をお伝えするとともに、当社商品の品質向上に役立てていきます(下記写真は工事途中の様子)。

見学は無料です。
現在、公開に向けて準備中!この秋をお楽しみに。

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「伯方の塩」が現代アートに変身?!

2010/7/15

愛媛県にある弓削島(ゆげじま)をご存知でしょうか?
広島県因島の隣島で、中世に京都東寺の荘園として製塩が盛んだった土地なのです。

近年、愛媛大学考古学研究室が発掘調査を行っており、古代の塩の歴史と文化が解明されつつあります。

そんな「塩」に縁のある弓削島で、「塩」をテーマに、『日本・フランス交流美術展「Le Sel・塩」~弓削ボンジュール ドゥ フランス~』が開催され、新たな塩文化交流を目指します。《2010/7/18(日)~31(土)開催》

初日の18日はオープニングセレモニー、19日にはシンポジウム「塩の道 弓削から京都そしてパリへ」が行われ、18日から31日まで開催の美術展では、「Le Sel・塩」をテーマに日本人・フランス人アーティストによる現代アートが展示されます。

当社も協賛しており、「伯方の塩」を提供しております。
日本人アーティストの手によって「伯方の塩」がどのような現代アートに変身するのか?!当日展示場で完成させるとのことで、楽しみです!
また、19日のシンポジウム後17時からは、フランス人シェフによる伯方の塩使用「サン・マルタン運河風イカの詰物」や、郷土料理がふるまわれる予定。(要予約)

31日までの期間中には、製塩体験(要予約)やボンネットバスによる島内一周観光なども予定されています。

梅雨明けの晴天が見込まれる3連休の2日目スタートのこのイベント。
見て、体験して、「塩」を心ゆくまで味わってみてはいかが!?

詳細につきましては、下記プログラムをご覧下さい。

●お問合せ先
日本・フランス交流美術展・上島町実行委員会事務局
愛媛県越智郡上島町弓削下弓削830-1(しまの会社内)
TEL 0897-77-2232

日本・フランス交流美術展「Le Sel・塩」プログラム(JPEG)

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釣りのチョーさんが大三島工場を訪問!-6月5日(土)テレビ愛媛で放映

2010/6/1

5月30日の日曜日。快晴のもと、しまなみ海道一帯で開催された「第3回 サークルK CUP ファミリー釣り大会inしまなみ」。大三島上浦多々羅スポーツ公園多目的グランドを受付場所にして「しまなみ海道」一帯の島で開催された催しで、その模様がテレビ愛媛の特別番組
で放映されます。釣り番組でお馴染みの「チョーさん」こと長島幸雄さんが当社大三島工場を訪問。さて、その内容は・・・。

工場にいらっしゃったチョーさんは見学通路から伯方の塩の製造工程を見学。最後は伯方の塩ソフトクリームを堪能するといった映像です。魚料理に塩は欠かせないものですが、釣り好きの方の反応は・・・?
釣りが好きな方、そして工場に来られたことのない方は必見です。
釣りと「しまなみ」の魅力を伝えてくれます。

放映予定:テレビ愛媛 6月5日(土)13:00~13:55。

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元玉春日関・片男波親方-新弟子育成の夢を語る

2010/4/16

愛媛県出身の元関脇玉春日は、2008年9月に引退後、楯山親方として後進の指導にあたっていました。そして、今年2010年2月4日に師匠である先代片男波親方(元関脇玉ノ富士)との名跡(みょうせき)交換により年寄・片男波(14代目)を襲名すると共に、片男波部屋を継承。愛媛出身の力士としては、68年ぶりの部屋持ちの親方就任です。
就任後、初めてとなる春場所も終えて、今日は抱負や夢について語ってもらいました。では、どんな新人を育てどんな相撲をとって欲しいのでしょうか?

●期待する人間像

「相撲は第一に、『礼儀作法』が大切です。そして、目標に向かって最後までがんばって欲しい。力士を教育指導をして育てていくのが相撲部屋の仕事です。力士は、みんなに注目をされていると意識していかなくてはなりません。伸びる子は、会えば分かります。『素直』な子は伸びます。」
そして「強くなる力士は頭がいいです。強い外国人力士も日本語の覚えが早いですね。」
また、こんなことも・・・。
「相撲は、まず兄弟弟子たちとの共同生活から始まる階級社会です。今の子ども達は自分の部屋を持って育っているのでギャップが大きいと思うが、弟子仲間との共同生活の中から目標に向かって頑張っていって欲しい。」と。

●どんなスポーツをしていればいいのでしょう?

「子どものうちは、どんなスポーツでも結構。足腰が強い子でやる気のある子を期待しています。体が細くても大丈夫!」

●子どもたちの食事

「今は、恵まれていて食べようと思えば手軽に食べ物が手に入る。これが嫌でも他のものがある。すぐ近くにコンビニもある・・・という時代。起・食・寝の時間のコントロールは大事です。腹が減れば何でも美味しく食べることができます。」

●今回、部屋持ちのおかみさんになった奥様に対する言葉は・・・

「まだまだ二人とも“親方”“おかみさん”という実感がないのですが・・・、相撲は男社会なので弟子たちが困った時に手を差し伸べてくれたら。力士と目線を合わせることが大切、と言っております。」

また、片男波親方は「子ども達が本物の力士の取り組みに触れて体験していく機会を増やしていきたい」と、意気込みを語ってくれました。
実は、この記事を書いている私も相撲の取り組みを生で見た時は、圧倒されました。土俵に上がった力士はテレビでみるよりもド迫力。ライトを浴びた強い力士の肌はツヤがよく、まさにオーラが出ているとしか言えませんでした。親方も「強くなるほどに肌の色が変わってくる」と。
国技館をはじめ、巡業などで自分の住んでいる地域に力士が訪れる機会があれば、是非子どもさんを連れて行ってあげてください。相撲の魅力にもっと惹かれるかもしれません。

礼儀正しさと忍耐強さと頭の回転の良さは、現役の頃から相撲界ではピカイチといわれる片男波親方。自分にとても厳しい親方ですが、新弟子を育てていく夢を語る口調や目には優しさが溢れています。

片男波親方の座右の銘―
「日々努力、日々精進、日々感謝。」

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〈レシピ〉基本の漬物に桜漬け(桜の花の塩漬け、桜の花漬け)を追加しました

2010/4/2

「伯方の塩」レシピ

基本の漬物レシピ『桜漬け(桜の花の塩漬け、桜の花漬け)』を更新いたしました。

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正岡子規が愛し、夏目漱石も食した伊予の「松山鮓(まつやまずし)」

2010/3/2

●伊予のお寿司といえば…

私が子どもの頃、お寿司といえば「はんぼう(寿司桶)」に入った具だくさんのバラ寿司でした。それが「松山鮓」とよばれる愛媛独特のお寿司と知ったのは、大人になってからのことです。

お祭りの日や家族の誕生日といったハレの日に、おばあちゃんや母が、さあ今日はお寿司をつける(作る)、という時。子どもだった私が「はんぼう」に移された炊き立てのご飯を年季の入った大きな団扇であおいだことを思い出します。大きなしゃもじに寿司酢をつたわせてご飯を切るように混ぜていく様を見つめながら、寿司桶いっぱいに立ち上がる蒸気とお酢の香りが鼻腔をくすぐり「今日が特別な日である」ことを実感したものです。

●どんなお寿司?

松山鮓の特徴は、瀬戸の小魚(エソやトラハゼなど)を焼いてほぐした身を酢にかました甘めの合わせ酢(「にごり酢」という)で寿司飯をつくり、刻んだアナゴや季節の野菜をもぶす(混ぜ込む)ことにあります。お寿司の上には錦糸卵や瀬戸の魚介を見た目もきれいに飾り付けます。季節によって具も変わります。
「もぶり鮓」とは「松山鮓」の別名ですが、具が多彩に混じっている様を意味しています。丁寧に「おもぶり鮓」とも云われます。

●正岡子規の好物だった「松山鮓」

小説『坂の上の雲』にも登場する松山出身の俳人・正岡子規は食いしん坊だったと伝わります。有名な句では、
「柿食えば 鐘が鳴るなり 法隆寺」
というように食べ物に関する句もたくさん詠んでいます。
子規の句碑は市内に数多く建てられていますが、松山市三津の水産市場の入口には、この「松山鮓」を詠った句碑(写真左・クリックで拡大可)が建っています。その句とは…

「われに法あり 君をもてなす もぶり鮓」
※子規は「松山鮓」が好物で、明治25年に親友の夏目漱石が子規の家を訪ねた時も子規の母・八重がつくってくれた「松山鮓」でもてなしたという話があります。
「ふるさとや 親すこやかに 鮓の味」
「われ愛す わが豫州 松山の鮓」

ちなみに、松山市道後公園にある「松山市立子規記念博物館」では、子規に関する資料を展示。その中で、子規と食べ物に関する映像も見ることが出来ます。

●道後で松山鮓の無料配布

2月27日に道後温泉駅前カラクリ時計横の放生園で、水産市場と三津浜婦人会の方が瀬戸の魚と子規がふるさとの味として愛した味を知ってもらおうと観光客に「松山鮓」を配布して大賑わいでした(写真右・クリックで拡大可)。
お鮓には、酢〆の青魚・穴子・エビ・煮含めたしいたけや錦糸卵などが彩りよくトッピングされていて、食べてみると甘酢のふんわりやさしい味で幸せな気持ちに包まれました。
次回配布は3月27日(土)11:35~の予定です。100食限定ですのでお早めに!瀬戸の小魚に関する情報は下記のURLをご参照ください。
「松山鮓」は、市内のお店や駅弁でも味わうことができます。

「松山鮓」の詳しいつくり方は、当社ホームページでUPする予定です。子規や漱石が楽しんだ「お袋の味」に思いをはせてみませんか?お楽しみに。

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ミュージカル「鶴姫伝説」が3/14に千秋楽 まだの方はぜひ!

2010/2/16

当社工場もある大三島を舞台にしたミュージカル『鶴姫伝説』公演も、残すところ約1ヶ月。初めて観た時、とにかく涙が溢れて「感動した」と一言でまとめてしまってはいけないように感じた、そんな物語です。

●他にはない地域文化発信型の常設劇場

公演が行われている坊っちゃん劇場は、地域文化を発信する常設劇場として、人口3万6千人の愛媛県東温市(とうおんし)に、2006年4月オープン。『鶴姫伝説』の舞台美術・衣装を担当された土屋茂昭氏(劇団四季の舞台美術を手がけた方)に「約1年間を通じて同じ作品を公演する常設劇場は、劇団四季以外には坊っちゃん劇場しかないと思う」と言わしめた劇場です。
1作目のミュージカル『坊っちゃん!』に始まり4作目のミュージカル『鶴姫伝説』へと、作品を重ねるごとに知名度、観客動員数も上がってきています。今回の観客動員数は、千秋楽には過去最高の9万人を超える見込み。

●ロングラン公演の魅力

年間250回以上もの公演。これだけのロングランだと初演の頃と比べ、演技や観客にも何か変化があるのでは?との問いに、「2009年9月の広島公演をきっかけに、深みが出ましたね。」と劇場支配人の山川龍巳氏。「広島の人は、『平和への思い』がものすごく強い。鶴姫伝説も同じテーマだから、感動の質も違うんです。スタンディングオベーションでしたよ。愛媛を題材とし愛媛で演じている舞台が広島で受け入れられたということがキャストたちの自信となって、よりたくましくチームワークもより堅固になったと思います。とにかく、役への理解が深まって同じ台詞でも言い方が変わってくるんですよ!」

舞台は一方的なテレビと違い、役者だけでなく観客の反応があってはじめて成り立つ相互空間。公演ごとに違った雰囲気を楽しめるということになりますね。
その醍醐味を知っているファンクラブ会員は、平均2~3回の観劇は当り前。観劇パスポートを購入し80回以上も通いつめる方も!!そして、お気に入りの役者さんが他県で出演する時は、追っかけまでされるそうです。

取材日は、中高生と一般の方で劇場は満席。観客に生徒がいる時は、また一味違う空間になるそうです。開演1時間前には、すれ違う生徒達が次々に「こんにちは」と挨拶してくれました。山川支配人が「芝居の感動を共有することによって、子供たちのコミュニケーション能力が高まる。」と言われたように、心豊かな子供達が増えていってほしいなと思いました。

なお、2010年4月からはジェームス三木氏脚本・演出のミュージカル『正岡子規』がスタート。コメディータッチの作品ということで、こちらも楽しみです。

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関西テレビ「よ~いドン!」の取材で芸人の矢野・兵動が大三島工場を訪問

2010/1/25

伯方塩業大三島工場が見学を受け入れて、はや10年。昨年夏で見学者が55万人を超える人気となっておりますが、今度「伯方の塩」のつくり方をテレビでじっくり見ることができます。
関西圏で放送されている「よーいドン!」という番組の木曜日のレギュラー企画「人気モン見学」に「伯方の塩」が登場。漫才師の矢野・兵動のお二人が製造現場を訪れました。
内容は…見てのお楽しみですが、工場見学未経験の方も一緒に見学気分を味わえます。お塩のよもやま話も聞けてあなたもちょっとした「塩博士」。

いろいろチャレンジしたので、この日は「塩」の摂りすぎになったのではないでしょか?ちょっと心配。もちろん「ハ・カ・タ・ノ・シオ」のパロディーは外していません。さて、何が飛び出すか?お楽しみに!

放映は2月11日(祝日・建国記念の日)9:55~10:25の番組内予定です。

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1月7日の朝、新春の味と言えば・・・・・・

2010/1/4

「せり なずな ごぎょう(ははこぐさ) はこべら ほとけのざ すずな(かぶ) すずしろ(だいこん) これぞ七草」と古くから詠われて、ご馳走を食べたお正月のお腹をやさしく癒す食べ物といえば・・・「七草がゆ」。
今年1年の無病息災を願いながら1月7日の朝にいただきますね。

最近は、年末のお正月準備の時期になると「春の七草の寄せ植え」教室が開かれたりする地域もあるとか。写真は、まさに寄せ植えとして販売されているものです。
自分で育てた七草で家族のために「七草がゆ」をつくったり、子どもと一緒に七草の種類を確認しながら、食べるもいいですね。
今回、紹介する七草がゆは社員の自宅近辺で採ってきたものばかり。中には、葉の形状が「怪しい」というものも・・・。大きくなりすぎた「すずしろ」もご愛嬌?一足早くつくってみました!

●七草がゆのつくり方(米1合で4人分)

  1. お米をといで、ざるに上げて水を切って30分ほどおく。
  2. 米1合に対し、水7合の割合で土鍋または鍋に入れ火にかける。はじめは強火にして煮立ったら弱火で蓋をして30分~40分ほど煮る。
  3. 洗った七草をさっと湯がいてアク抜きをし、包丁で細かくたたいて刻んでおく。
  4. おかゆにとろみがついてきたら塩少々を振り入れて木じゃくしですくい混ぜる。
  5. 火を止める寸前に七草を散らし入れて蓋をしてひと煮する。

おかゆを作るコツは、あまりかき混ぜないことです。かき混ぜるとお米に粘りが出てしまいます。
出来上がったら、後はお好みでゴマを振ったり梅干を添えたりしてどうぞ。

●おかゆをつくる鍋

今回の七草がゆは、小さいほうろう鍋で作りました。でも、私の子どもの頃は「おかゆ」といえば「雪平または行平」と呼ばれる蓋と取っ手の付いた丸い薄黄色の土鍋で炊いてくれていたのを思い出します。置くと不安定な形に見えましたが、土鍋は熱の当たりが柔らかいのでおかゆを炊くのに向いているそうな。
この「雪平」は、海水から塩を取り出すときに雪のような塩が現れてくることから付いた名前という説もあります。しかし今では、どこの家庭でも見られる鍋ではなくなったようだし、「雪平」で検索するとアルミの蓋なし片手鍋が出てきます。ちょっと寂しいような・・・。

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