桜漬け(桜の花の塩漬け、桜の花漬け)
桜漬けは、お祝いの席で「桜湯」にして飲まれることが多いですが、桜餅やおにぎりのトッピングや餡パンのヘソにのせている桜漬けも風流ですね。
桜漬けは、一般的に八重桜の花びらを摘み取って塩漬けにしたものですが、今回は、伯方塩業初代社長・高岡正明が交配してつくった濃い紅色で大輪の「陽光」を使いました。
桜の花を摘み取る時は、花梗(かこう=花のつく茎)のもとから房状のまま摘み取ります(写真参照)。2~3輪のものがよく1輪が満開でほかの2輪は3分から7分咲きが桜湯にして浮かんだ時にバランスが良いようです。2輪のものは結納の時に用いられ、両家の縁を花で結ぶ、という縁起物です。