受け継がれる技―「流下式塩田」を再現・・・今秋、公開予定

2010/7/20

見上げると、組み上げた竹の枝からポタポタと滴が・・・それは枝条架(しじょうか)から滴下してくる、しょっぱい水・・・。

この秋、当社大三島工場に完成予定の「流下式塩田(流下式枝条架併用塩田)」。600坪の敷地に15列で高さ5.5m、長さ35mの枝条架と流下盤で構成。その周りにある通路から見学が出来る予定です。(下記の完成予想図参照)

●瀬戸内海沿岸では見慣れた風景だった・・・

瀬戸内の風物詩として親しまれた流下式塩田は、昭和46年に法律で全廃されました。流下式塩田の製法は、流下盤で濃縮させた海水を、ポンプで枝条架の最上段から枝に滴下させて、太陽熱と風の力によって、さらに濃縮させる方法です。
ほどよくにがり成分を残した流下式塩田の塩は、味がまろやかで風味があり健康にもよい素晴らしい食用最適塩だと言われていました。

●当社が願っていた「流下式塩田の復活」・・・

最近分かったことですが、大三島工場の建っている場所には、もともと塩田があったようで「塩濱(しおはま)」という地名が付いていたことがありました。その地で再び日本の海水から塩を採り出すということは、当社が創業当事に願った「塩田塩を復活させて欲しい」という想いとなにかの縁だったのでしょうか。

「流下式塩田に関する技術を社員が体験して、次世代に当時の塩の品質・味を継承しなければ」との想いから当時の塩田技術者のご協力により流下式塩田を再現しました。
当社が誕生するきっかけとなり、創業の想いであった流下式塩田を再現することによって、塩の歴史をお伝えするとともに、当社商品の品質向上に役立てていきます(下記写真は工事途中の様子)。

見学は無料です。
現在、公開に向けて準備中!この秋をお楽しみに。


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